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Vol.24 2017年・冬
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◆ごあいさつ
いつも魚万をご利用いただき誠にありがとうございます。10月は、台風が押し寄せ雨の多い月でしたが、11月に入りようやく、秋晴れの気持ちの良い季節になってきました。
そして皆さんご存じでしょうか?11月15日は「かまぼこの日」なのです。(業界が30年ほど前に制定)
この日は、全国各地でかまぼこイベントが行なわれます。
最初に「蒲鉾」が書物に登場したのが平安時代の古文書で、永久三年(1115年)に関白右大臣の引越しの祝宴の膳に蒲鉾が出されたそうです。
まさに日本の伝統食品なのです。この誇りをもって、これからも日々がんばってまいりますので、よろしくお願い致します。
魚谷和良拝
◆冬のおすすめ〜街ネタ
(1)『奈良マラソン2017』12月9日(土)2010年に平城遷都1300年記念事業の一環として始まった事業で、本年で8回目の開催です。全国から参加する市民ランナーは、世界遺産・東大寺、春日大社、奈良公園を駆け抜け、古都の景色に溶け込んんでいきます。
(2)春日大社『春日の大とんど』2018.1月27日(土)
春日の大とんどは奈良の新春の風物詩です。春日の大とんどでは飛火野(とびひの)に火炉を設置し、正月の注連縄飾り、古いお札、お守りなどを焚き上げ、無病息災・五穀豊穣などを祈願します。なお大とんどの火は若草山焼きの火だねにもなるそうです。
(3)〜奈良の冬景『鹿寄せ』2018.2月初旬〜3月中旬
鹿寄せは、大とんどと同じ飛火野で行われ、ナチュラルホルンを吹き始めると、その音色に誘われ、森の奥からたくさんの鹿たちが集まって来ます。奈良でしか見られないのどかな風景。さわやかな朝の澄んだ空気に包まれ、まったりした時間を是非体幹してみてください。
◆『古都の顔』の巻
今年も人気を博した「正倉院展」が行われた奈良国立博物館。1894年公園の真ん中に完成。フレンチ・ルネサンス様式の帝国奈良博物館は、当初「古都の景観にそぐわない」と住民や議会の不評を買ったそうです。設計者は、赤坂離宮などの作品で知られる近代日本を代表する建築家片山東熊氏でありますが、さぞ悔しい思いをされたことでしょう。しかし、昨年より“仏像館”として復活。120余年の間奈良国立博物館の顔としての活躍に、にんまりとされていることでしょう。
(読売新聞より一部抜粋)
◆『新ギフト誕生!』の巻
前号でも掲載していましたように、今秋より「ゆず酒・純米酒」と弊社さつま揚げのコラボギフトセットを発売します。ご縁のある「梅乃宿酒造」も明治26年創業と、百年企業同士のギフト品です。これからも様々なシーンでお役に立てる品を発売していきたいと考えています。ぜひご贈答にご用命下さいませ。
撮影協力・(株)アーキネット様
◆『プレゼントコーナー』の巻
正解者には、抽選で5名様に、日本の冬には“おでんセット”をプレゼント!!(3000円相当)Q1.東大寺お水取りの正式名は何というか。
ア.修正会 イ.最勝会 ウ.修二会 エ.御斎会
Q2.「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された大峯奥駈道を開いたといわれるのは誰か。
ア.役行者 イ.行基 ウ.良弁 エ.覚如
Q3.奈良公園の鹿のうち雄は何頭か。
ア.約250頭 イ.約350頭 ウ.約450頭 エ.約550頭
<今回も奈良検定より出題・またまた楽勝!>
・応募方法 官製はがきに、〒住所・氏名・年令・電話番号と問題の答えを明記の上魚万本店宛にお送り下さい。
・応募〆切 2017年12月31日
商品の発送をもって、当選とさせていただきます。
※前回解答 (1)ウ(2)ア(3)エ
◆編集後記
先日ある会合で、「日本は海洋大国だ」という話を聞きました。私もそれまでは、小さな島国だと思っていましたが、日本の海域免責は世界第6位、海岸線の長さも世界第6位と、アメリカ・中国よりも長いそうです。わが国の国土は陸地だけでなく、海域を含むと世界有数の広さだということです。この恵まれた環境と、これを大切にしてきた先人のお陰で、今日の日本の繁栄があるのだと改めて感謝しました。